腑抜け!やっていきブログ

Everybody Loves Somebody..

上半期ベスト 2018

今更ですが..

エクスペリメンタル、クラブ中心です。下のものほどワイの好きなやつになります。

 

 

 

wac©︎ - Space 1 (Hyperboloid)

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Hyperboloidより、サイバーでエピックなミュータント・グライム、イカれたボイスが素敵です。絶対殺す!!

 

 

 

1954 - A Part Of Me (Project Mooncircle)

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フランスのIvan Arlaudによるプロジェクト、1954の1st。新鮮さには欠けますが、Lapaluxな甘いRnB感、Burial以降の低い声の切ない感じがナイスなビーツに乗っていて、何度も聴いてしまいます。

 

 

 

Howie Lee - Natural Disaster (Do Hits)

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北京のDo HitsよりHowie Leeの新作EP、カオスで煙たいオリエンタル・ベース。ダブステップからシンフォニックなトラックまで、かなり楽しめます。キラーチューンM-4”埋葬”は必聴!

 

 

 

Ammar 808 - Maghreb United (Glitterbeat)

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808ベースとアラブ、親和性高すぎですね。ボーカルめちゃくちゃかっこいいし、永遠にビルドアップしていく感じがします。加速感と歪みにEBM的な趣がありますね。

 

 

 

Seth Graham - Gasp (Orange Milk)

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めちゃ近い声をはじめ定位・ミックスがかなりビビッドで、不思議の国に招き入れられたような感覚を味わえます。カオティックな前半から徐々に曲らしくなっていくのが堪らなく良いですね!
 
 
 
 
Will DiMaggio - At Ease (Future Times)

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ポストダブステップ期はJaw Jam名義でスキマの美学な曲を作っていたWill DiMaggio、Future Timesから彩り豊かなディープハウスです。音数のバランスが絶妙で、ソフトな質感の中にもギラつきがあってカッコ良いです。何よりキーボーディストってところが最高で、演奏がすごく気持ち良いです。
 
 
 

 

 Aylu - Serum (Sun Ark)

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ブエノスアイレスのプロデューサーAylu、Orange Milkでのカセットはサウンドコラージュ色の強いジュークでしたが、今作はエレクトロニカ寄りに。華奢な音の粒と壁の薄い繊細な響きが美しく、また昨今のニューエイジな趣も感じられます。デザインあ的な可愛らしさがあり、真っ白な空間で聴いてみたくなるアルバムです。
 
 

 

Mr.Mitch - Devout Remixes (Planet Mu)

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息をたっぷり含んだシンセとメランコリーなボーカルが最高なMr.Mitch『Devout』のRemixアルバム。Tarquin、Murloからμ-Ziqまで、独自で強固な世界観を持った人たちが集まっており良いです。M-2のTarquinによるOur Love、足取りの軽い賑やかな感じがお気に入りです。

 

 

 

 Fla.mingo - Keep Watching The Screen (Vinyl Digital)

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Dorian Conceptから忙しなさを取り除いたようなポップセンス、歌心、ビーツを根底にもつ空間感覚は絶妙。フィルター開いた瞬間の空気の感じが凄いです。

 

 

 

DJ Psychiatre - Delirium (Gasp)

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深めのハウスのエモいやつ、心が洗われます。M-2"Winter In Nagoya"、キラーチューン…

 

 

 

Pun Collins - Lunar Influence (Them There)

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フランスのアーティスト・映画作家Axel Lacanによるプロジェクト。Dirty Tapesからの前作もウェットなビーツでしたが、今作はサイバネティックな空間作りがより意識されている印象で、音も綺麗になり緊張感に満ちた空気と浮き足立ったビートが楽しめます。Fumitake Tamura参加のM-6が本当に良いです。

 

 

 

Gábor Lázár - Unfold (The Death Of Rave)

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Renick Bellにも通ずる、鋭利な音で精緻かつフリーキーに組み上げられた骨むき出しなダンス。少ない音で幅広いタイプのビートを聴かせてくれます。M-2"Elastic"とかグライムっぽくなるところが好きです。

 

 

 

fdsdf - Submission to Fantasy (Antifur)

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Hardvapourを掲げるAntifurより、ブレイドランナーなムードのブレイクビーツです。M-6”Soft”がお気に入りです。

 

 

 

Time Traveller - My New Favourite Place (TV-FEH)

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TV-FEHのヴェイパーウェイヴはコンセプチュアルで音もしっかりしたものが多く楽しみにしているのですが、今作もかなり掴まれました。タイムトラベラーの新しいお気に入りの場所ってタイトル素敵もだけど、このレトロフューチャー志向からか理科のビデオっぽい箱庭感があって良いです。

 

 

 

No Death - Angel Tech (Dream Catalogue)

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Y2Kなどのエイリアスでは割と普通のエコージャム系でやってた人なんですが、今作はもう何て言えば良いのか全くわからないんですけれども美学が強すぎる、M-1"Angel Tech"がヤバイです。死んだ後このジャケみたいな空間に連れて行かれて、出てくる「次の人生を選択してください」みたいな画面で流れてて欲しいですね。

 

 

 

Oneohtrix Point Never - Age Of (Warp)

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AIが夢想する、人類が廻っている4つの時代というコンセプトを元に作られたOPNの新作。アドレセンス全開の前作とは一転、消費社会への目線をエンタメに落とし込む態度はヴェイパーウェイブへの回帰と言えるかもしれません。歌がメインに添えられており、彼の歌心が歪なアレンジの中で光っています。盛り上がりのピークに押し寄せるノイズの波が綺麗です。

 

今年はHyperboloidからトランスこじらせたやつが沢山出ていて嬉しいです。Dream Catalogueは色々ありましたが、イカれた美学持ってる人いっぱいいるのでこれからも楽しめそうですな。